宮地嶽神社では一年を通して、古くより伝わる神事を継承しています。 季節ごとに行われる神事には、自然と共に生きてゆく日本人の平和と繁栄を祈る姿があります。
歳旦祭
【1月1日午前零時~】
午前零時、新年の幕開けを告げる大太鼓の合図と共に、国家隆昌と皇室安泰を祈念すると共に、皆様方の一年間の家内安全・商売繁昌・無病息災を願う、一年で最初の祭典です。
玉換祭
【1月上旬】
信仰深い正直者が宮地嶽の山中で道に迷い途方にくれていた時、モマ(ふくろう)に導かれ金の玉を得ました。「これは神のお授けに違いない」とこの金の玉をお祀したところ、たいそう商売が成功したという故事から始まった玉換祭。「金の玉・銀の玉」縁起物・豪華景品が当たるモマ玉を求め、この玉を多くの人と換えることで福徳が増すといわれております。
※モマ玉…初穂料 300円
奥之宮不動神社 初不動祭(孝養ロウソク神事)
【1月28日】
不動神社に供えられたおよそ1万本の「孝養ロウソク」に炎を灯し、先祖への孝養と家内安全をお祈りするお祭りです。
※孝養ロウソク…初穂料 500円
厄除まつり
【1月28日~2月3日】
厄年を迎えられた方々の厄祓祈願を受付致します。節分祭では、裃姿の年男・年女・厄年の方々に「福はうち」と声高らかに、福豆をまいて頂き、厄を祓い福を招く祭典を行います。
護摩焚祈祷祭
【2月11日 13時~】
人々の願いが込められた数万本の祈祷棒を、ひきり具にておこされた神火で焚きあげ、知らず知らずのうちに犯してきた方位や厄難を祓い清めます。
※祈祷棒…初穂料500円
奥之宮 稲荷神社 初午大祭(招福だんご祭)
【初午の日】
古来より、お祝いの日に供えられた粉食。 あずきだんごは商売繁昌、きな粉だんごは家内安全、みたらしだんごは五穀豊穣、三つの福の三色だんごを5千食無料接待致します。お稲荷様のご神徳に、感謝するお祭りです。
※福笹・・・初穂料1000円
厄除招福節分祭(福豆まき神事)
【2月2・3日】
年男、年女、厄年の方々による福豆まき神事を斎行し、厄除招福と一年間の安泰を祈念致します。
祈年祭
【2月17日】
「としごいのまつり」とも言います。11月の新嘗祭と共に重んじられ、その年の五穀豊穣をお祈りする祭典です。
天長祭
【2月23日】
天皇陛下の御誕生日をお祝いし、ご長寿を祈願する祭典です。
奥之宮 不動神社 春季大祭(ぜんざい祭)
【2月28日】
一心に願いを込めてお祈りすれば「善哉 善哉」 (ぜんざい ぜんざい よきかな よきかな)といってお聞き届け下さる見代わり不動…。 このぜんざいを頂くと一年中無病息災は疑いなしといわれています。
流し雛神事
【3月3日】
桃の節句に、皆様方のお願い事を込められた人形を禊池に流し、お祈りする神事です。 桃枝に和紙で作られた雛人形が飾られた「お花雛」を授与いたしております。
春季大祭
【4月4~6日】
国家の隆昌・皇室の安泰を祈念すると共に、皆様方の健康と五穀豊穣をお祈りする春季大祭が斎行されます。衣冠を着装した神職と優美な装束をまとった巫女により厳粛な祭典が行われます。
奥之宮 薬師神社大祭(薬草祭)
【5月3日】
皆様方の無病息災・病気平癒をお祈りする祭典です。当日は薬草茶・手摘みよもぎもちの無料接待を行います。またご祈祷を受けられた方には「薬膳直会」を召し上がって頂きます。
※薬草各種…初穂料100円
菖蒲まつり
【5月中旬~6月上旬】
境内いたるところに九州随一の100種10万株の江戸菖蒲が咲き乱れます。 5月31日に執り行われる「江戸菖蒲初刈り神事」を皮切りに、様々なイベントが開催されます。
江戸菖蒲初刈り神事
【5月31日】
神職によって刈り取られた菖蒲を神前にお供えした後、その瑞々しい菖蒲を手にした巫女が、雅やかに舞いを捧げる神事です。
早苗神納祭
【6月中旬】
神職によりお祓いされた早苗を大神様にお供えし、御田植祭の成功と、稲の育成をお祈りする祭典です。
御田植祭
【6月中旬】
氏子をはじめとする多くの方々の手植えにより、当社御神田において五穀豊穣を祈願する祭典です。ご奉仕する子供たちにとっても、手植え体験は思い出深いものとなるでしょう。
水無月大祓式
【6月30日】
皆様方が半年の間で知らず知らずの内に犯した罪穢れを人形・車形に託し、祓い清める神事です。 郵送での大祓希望の方は、通信大祓事務局までお問合せ下さい。
七夕まつり
毎年7月7日〜8月7日
古より当社には大笹と願を記した七夕の短冊を近在の学校からご奉納戴いていました。
そして10年程前より関東地方には多く供される“七夕の大吹き流し“も飾りつけいたしています。
短冊に願を込めて戴き、風鈴の天の川参道と共にひと時の涼を戴かれて下さい。
光の音〜風凛まつり〜
毎年7月7日七夕〜8月末日
奥之宮不動神社への参道に約3000個余りの風鈴を取り付け、天の川も再現しています。
風鈴の音で涼をお楽しみください。
風鈴のご奉納を承ります。
奥之宮水神社例大祭
〜龍神様のそうめん流し〜
毎年7月28日
奥之宮水神社は龍神様
龍の勢いを戴く龍神様の清水での流しそうめんを無料接待いたします。
龍神を模る竹で造った青く長い竹筒の樋に、勢いよく流れるそうめん。
運気を掴み取り召し上がってください。
奥之宮不動神社 夏季大祭
【7月28日】
日本最大級の横穴式石室をもつ巨大古墳に鎮まります不動明王のご神徳に感謝する祭典です。 この日は今年最後のご開門日で、石室内にてご参拝頂けます。
大夏越祭(茅の輪くぐり神事)
【8月1日】
『ついたち参り』で賑わう境内で、午前1時より大夏越祭「茅の輪くぐり神事」が斎行されます。 大祓詞に合わせ、当社独特の太鼓が夏の夜空に響く中、参拝者は神職の先導により、「無病息災・悪疫退散」と声高らかに唱えながら、楼門に掲げられた巨大な茅の輪をくぐり、猛暑の日々を無事に過ごせるようにと祈念する神事です。
抜穂祭
【10月中旬】
6月に御田植した稲を収穫する祭典です。氏子の方々を中心にご奉仕頂く皆様に「抜穂使」となって頂き、丁寧に「抜穂(稲刈り)」をしてご神前にお供えし、感謝の祝詞を奏上いたします。
灯明祈願祭
【10月中旬】
崇敬者皆様よりお願い事を込め、納めて頂いた竹灯にご神火を灯し、諸願成就を祈る祭典です。当日の夕間暮れ、宮地嶽のご神域は光に包まれた、神秘的な幽玄の世界となります。
※竹灯…初穂料 2000円より
御遷座記念祭(奉納ツクシ神舞)
【10月22日】
1200年の時を経て受け継がれた心と技。 能や舞楽の原型ともいわれるツクシ神舞。 厳かに秋風の吹く中、幻の宮廷舞「ツクシ神舞」は神職や敬神婦人会の方々により奉納されます。
新嘗祭
【11月23日】
2月17日に斎行される祈年祭と並び、最も重要な祭典。氏子の方々よりご奉納頂いた新穀をはじめ、酒・餅・魚・鳥・野菜・果物・菓子等たくさんのお供え物を捧げ、祭典を奉仕します。また、雅やかな神楽も巫女により奉奏されます。
七五三まつり
【11月1日~30日】
秋の気配が深まる頃、境内は3才、5才、7才の晴れ姿の子供達で賑わいをみせます。その子供達の健やかなるご成長、将来の幸せを祈念する「七五三まつり」。当社では、11月1日より斎行致します。
大しめ祭
毎年12月第3土曜日or日曜日
〜大しめ縄の掛け替え神事〜
11月初旬より述べ1500名の方々により練り合わされた大しめ縄は、直径2.6メートル、長さ13メートル、重さ3トンの日本一の品を掛け替えます。
大祓式・鎮火祭・除夜祭
【12月31日】
大祓式では、皆様方が半年の間で知らず知らずの内に犯した罪穢れを人形・車形に託し、祓い清める神事です。鎮火祭では火事等火の災いを封じ込め、除夜祭は今年一年間のご神徳に感謝申し上げる最後のお祭です。