奥之宮 Okunomiya

七番社・水神社…水がコンコンと湧き続ける龍神様

宮地嶽周辺には大河がありません。それは神の恵み“雨”が地下水となり、地下に大きな埋蔵水として流れているのです。そこでここは龍神様が差配され水枯れもする事無く今日でも水がコンコンと湧きます。かつて宮地嶽周辺の農家では村民はお互いに助け合い、水不足の解消に努めていました。大飢饉のときも、宮司村だけは年貢米の返上を願い出ず完納し、他藩の模範として表彰された歴史があります。このように水を大切にしてきた宮地村の人々の水に対する思いや信仰が水 神社に込められています。